3月の頭に、セミナーで初めての論文紹介をしました。
研究室メンバー15人くらい+先生2人の前で自分の紹介したい論文を発表する時間です。発表よりもその後の質問タイムが怖い地獄の時間でもあります。
私は人の前で発表するのが苦手で、研究室に入る前から結構嫌でサボりたいと思っていたくらいです。発表の後の質問がなければまだよかったんですけどね。逃げたかったし先延ばしにしたかったです😭
今回紹介した論文は
「Identification of SARS-CoV-2-binding lectins on a commercial lectin array」 というものです。
ざっくり言うと、この研究は新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)に結合するレクチン(糖鎖に結合するタンパク質)を探した研究です。ウイルスの表面にはスパイク糖タンパク質があり、そこにはさまざまな糖鎖が付いています。研究では「レクチンアレイ」という方法を使い、たくさんの種類のレクチンの中から、どれがウイルスに結合するのかを網羅的に調べています。その結果、いくつかのレクチンがSARS-CoV-2に強く結合することが分かり、将来的にはウイルス検出や抗ウイルス研究に役立つ可能性が示されました。
発表自体は、思ったよりも落ち着いてできて、スライドもなんとか説明できました。
問題はその後の質問タイム。まず、質問の意味が分からない。発表は私がしましたけど、皆さんの方が知識あるでしょーーーって心の中で叫びながら「すみません、わかりません。調べてみます」ばっかり答えてしまいました。ほぼ全部の質問に自信をもって答えられず、途中からもう泣きたくなりました😭😭😭
でもよく考えたら、それもそのはず。
1月に紹介する論文は決まっていたのに、ほぼ準備せず2月中旬まで過ごしていました。
そこから焦って読み始めたものの、
・そもそも論文の英語が重い
・図が何を示しているのかよく分からない
・結果の意味が理解できない
という三重苦。
発表直前は、徹夜でパワーポイントを作って、英語に直して、なんとか形にするという状態でした。準備不足だったので、質問を想定する余裕もなく、結局できたのは実験内容と図の説明だけ。
そりゃ質問に答えられないわけです…。
研究室の院生の先輩はさらっと
「論文紹介?3日くらいあればできるよ」
と言っていました。
……本当に?
いつか自分も、そんな感じでパパッと論文を読んで理解してスライド作れる日が来るのでしょうか。
まずは論文を読むための基礎知識をちゃんと身につけないといけません。
改めて「頑張らないと」と思った一日でした。
そして研究室あるあるですが、論文紹介が終わった日の解放感は異常です。
今日は久しぶりにぐっすり眠れそうです。
