細胞培養の初っ端のミス

日記
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ここ数週間、細胞の観察と継代がひたすら続いています。
正直、もうそろそろやめにしたいと思うくらいです。毎日同じ作業を繰り返して、細胞を増やしては捨てる日々。気づけば、説明書を読まなくても一通りできるようになってきました。

……そしてこういう「慣れてきた頃」に、やらかすんですよね。

先週、「1週間で細胞がどのように増えるかをカウントして、グラフにする」という課題がありました。課題には相談不可とも書かれてあり、1人でやらなくてはなりませんでした。
ここで問題発生。
私は「継代するんだから、プレートは少なくていいよね」と完全に勘違いし、2枚しか作らなかったのです。

その日の夜、ふと冷静になって考えました。
「1週間観察するんだから、7枚必要じゃない???」
……はい、気づくのが遅すぎました。

もうどうしようもないので、「明日やり直そう」と切り替えたのですが、問題はまだ終わりません。細胞の栄養になるグルコースが切れていたのです。しかも冷凍保存。つまり、その日は何もできない。

「もう課題失敗だ……」と一度は諦めました。

でもふと、「昨日グルコースを入れたシャーレ、まだ使えるんじゃない?」と思い立ち、昨日作ったシャーレの培地をかき集めてみました。結果、なんとか7枚分の培地を確保することに成功。ギリギリセーフ(?)です。

今日は1日目の細胞数をきちんとカウントすることと昨日できたばかりのグルコースで液替えすること。この2つを絶対に忘れないようにしなければなりません😭

今回のことで、実験は単なる作業ではなく、「なぜこの操作が必要なのか」「なぜこの数なのか」を常に考え続けないといけないのだと改めて実感しました。

せっかくなので、なぜこんなミスをしたのか自己分析してみます(笑)。

一番の原因は、「継代する」という考えに引っ張られすぎていたことです。
前回の研究日記でも書きましたが、細胞培養ではコンフルエントを避ける必要があります。そのため、「2〜3日経ったら培地交換・継代する」という意識が強くありました。

そのため、「2〜3日後に継代するんだから、今は2〜3枚あればいい」と完全に思い込んでしまったのです。

この方法でも不可能ではありませんが、作業が複雑になりますし、同じ条件で0日目・1日目・2日目がそろわないなど、後から問題がたくさん出てきます。今になってようやく、それがよく分かりました。

夜に気づけただけでも良かったですが、その場で正解にたどり着けていたらもっと良かったな、と思います。

研究していると、こういう「慣れからくるミス」は本当に起こりがちです。
皆さんもぜひ気を付けて研究してください(笑)

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